「アドルフに告ぐ」を読むまでヒトラーユダヤ人説は思いつかなかったのを、思い出した
(個人の感想です)
ロシアのラブロフ外相の発言に、イスラエルで反発が高まっている。外相は、ユダヤ人を弾圧したヒトラーに「ユダヤ人の血が流れている」と発言。イスラエルのラピド外相は2日、ロシア大使を呼び抗議する姿勢を示した
『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』、『リボンの騎士』……数々の名作を遺した“マンガの神様”手塚治虫。その手塚が「週刊文春」で連載をしていたことをご存知だろうか。『アドルフに告ぐ』――第2次世界大戦前後…
けどこれ都市伝説だったのか、私気になります
(3ページ目)「ヒトラーにユダヤ人の血が流れていた」説はフィクション 本作で重要なモチーフとなるヒトラーにユダヤ人の血が流れていたという話は、『週刊文春』の2代目担当編集者・池田幹生が聞いたところでは、集英社からそ…
おそらくそのノンフィクションとは、アメリカの作家ジョン・トーランドの『アドルフ・ヒトラー』と思われる。1979年に集英社から邦訳(永井淳訳)が刊行された同書の上巻ではたしかに、ヒトラーの祖父がユダヤ人だった可能性が示唆されていた。
ただ、この説は現在でははっきり否定されている。